飛び立てば飢えるのだろう鳥たちのまっすぐ空を見つめる瞳
捕まえることできなくて 背伸びしたままで届かぬ小鳥を愛す
手のひらに小鳥はとても小さくて わたしの体の一部のように
飛び立てば小鳥はとても大きくて 空のすべてと間違うほどに
空を見つめる小鳥を見ながら
空に憧れないで、と秘かに思うー。
でも、同時に
まっすぐ空を見つめる小鳥を
まぶしくも思います。
手の中にいればとても小さいのに
ひとたび、飛んでしまったら
あの空ほど、大きくて
届かぬものになってしまう小鳥。
この小さくて大きな空の住人を
わたしはやっぱり
神さまの使者のように
感じてしまうのです。
2008年12月 3日 (水) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
優しくてきれいな心が飛んでくる
ふわーっと伸びるシャボンのように
ロウマクとくちばしつなげばハート型なんて
ねえそれほんとに偶然?
2008年11月30日 (日) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
はる、なつ、あき、ふゆ。小鳥との1年。
鳥かごは春のふうりん 青空にゆれてだあれも知らない音色
伸びてゆく芽を摘みとって摘みとって与える 歌う命のために
目が合えばふわりと舞い降りてくるもの 神さま、小鳥、いちまいの葉
明日の朝 生まれる卵があるような 小鳥の眠る部屋のやさしさ
2008年11月23日 (日) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
木のなかに小鳥は眠る まんまるの月はやさしい夜のお日さま
三日月に小鳥がまぶたを閉じるとき ひとりぼっちで揺れるブランコ
2008年11月15日 (土) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
眠りかけの小鳥にふうわり頬寄せて
わたしこのまま樹になるように
今夜も寒いね
でもほら
ほっぺとほっぺをくっつけたら
ぽかぽかぽかぽか
春みたい
もしもわたしが樹だったら
いっしょに眠ってあげられるのに
2008年11月 8日 (土) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
ひときれのパンを与えられるように朝を迎える 小鳥も人も
朝はいつも新しい朝 小鳥らは光の粒でからだを洗う
鳥かごのなかに腰かけ本を読む午後 静かに咲くチューリップ
換羽というしくみの不思議 むうちゃんは花びらのごと羽根を落として
わたしより善く生きたのだ一日を
小鳥は食べて飛んで歌って
2008年11月 5日 (水) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
抱きしめれば抱きしめられる心地して
やさしい小鳥を手のひらに抱く
2008年11月 2日 (日) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
まつげの長い、ルルちゃん。
こんなにも違うからだに同じものあることの不思議 小鳥のまつげ
音楽の好きな、むうちゃん。
さえずればむらさき色に光る羽根 ショパンをマーチに変えてく小鳥
2008年11月 1日 (土) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
名づけ親は、8歳の姪っ子。
まんまるの目をしたももこがやって来て
「ブルーの子はルル。むらさきは…むう!」
ひな鳥は名をつけられてもう一度生まれる
「ルル」がひゅうひゅうと鳴く
「今日飛べるようになったの」 鳥かごを揺らして歩く影のしあわせ
はばたきを覚えてかごに入れられる小鳥 ちいさな羽根をたたんで
みずいろとふかいあおいろ それぞれに空と海との記憶を持つ羽根
2008年10月30日 (木) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
出会いは、オープン初日のペットショップ。
こんなにもきれいな空の下にいて 買い物客で混み合うお店
探してた小鳥ことり 神さまが落とした箱に眠るひな鳥
「水色と濃い青色の子をください」 指さして買うわたしの家族
心という目には見えない体内に あの日いのちを授かりました
illust by ふわふわ。り
2008年10月27日 (月) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
鳥を飼うことはリハビリ
手のひらのインコが歌う明るい記憶
2003年10月23日
我が家に、2羽の小鳥がやって来ました。
父が倒れて、不自由な体になって
家の中が、しょんぼりしていた時でした。
久しぶりに見る小鳥。
手のひらの、小さないのち。
小鳥は、たくさんのものを
わたしたちにくれました。
明るい歌声、
きらきらした日課、
それから、小鳥と暮らしてきた
わたしたち家族の、幸せな記憶。
5歳のお誕生日おめでとう。
家族になってくれてありがとう。
「おめでとう」と「ありがとう」の気持ちをこめて
しばらく、小鳥の歌を載せたいと思います。
2008年10月24日 (金) 小鳥のいる部屋 | 固定リンク
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